”北風に倒れし松の功知らさるる” 松が枯れて倒れそうになったので、切り倒しました、明るくなってよかったと思いましたが、北風が吹き始めると、もろに風が吹きつけ、初めて、あの松も一定の役目を果たしていたことに気付きました、人の気がつかないところで…

セカンドハウスの補修、メインテナンスをやり、帰ってすぐに入院、カテーテル手術と日常の生活とは全く異なる生活を送りましたので、句つくりは意外とすすみました ”無人ホームすすき穂波に沈むかな” ”ラジオ切り夜長のしじま戻るかな” セカンドハウスの夜、…

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 三ッ和遺跡１次、２次調査で確認された竪穴住居址図です

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 円形配置柱穴遺構全測図です

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 第５号住居址全測図です

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 第４号住居址全測図です

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 第１号住居址全測図です

お見舞い有難うございました 熱き医師団、心温かきナースさん、ヘルパーさんとハイテク医療器（６４列マルチスライスＣＴ）、高度なスキルなどにより、所期の手術は無事成功しました（検査の結果もう少し先回りして、処置を加えておいたほうがよいところが、…

医者の精密データの報告により、カテーテルの手術を至急うけることになり、２週間ほど更新を再び休みます、回復次第また再開します、よろしく

鳩ケ谷の古を考える・三つ和遺跡第２次調査 柱穴が二重構造の桁行５間（１２・７メートル推定）×梁行４間（８・７メートル）で東西棟の建物址です、出土遺物は少ないが中世のものと考えられます、本址の柱穴Ｄに近接する第４号土拡（井戸址）から、本址の時…

今、医者から帰って、ゆっくりと新聞を読み終わったところです、医者というと皆さん驚くといけまんので、その経緯を申し上げます 約束の１週間の更新の休みの前半は、資料の整理や種々の雑事をかたし、後半は１０年ほど前にセルフビルドしたセカンドハウス（…

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 円形配置柱穴遺構です、半径１・８メートルの円周上に、ピットと呼ばれる穴状のものが等間隔に掘られ、その中心から外に向う１本の溝が伴っています、柱穴と見られるところからは多くの遺物が出土していることから…

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 ４・５号住居址です

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 第２次調査では、５軒の住居址が検出されています、いずれも古墳時代前期（五領期）と考えられます、その平面形は、第１号住居址はやや丸みを帯びている方形です、大きさは第１次発掘調査で検出されたほぼ同時代の…

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第２次調査 三ッ和遺跡第２次調査は昭和５７年７月２１日～８月２２日まで、鳩ケ谷市八幡木区画整理地内、八幡木９６１番地ほかの地点で行われました

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第１次調査 第１号住居址出土土器実測図です

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第１次調査 第１号住居址出土の土器です

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡１次調査 三ッ和遺跡の第１次調査は、昭和５６年の夏約１ヵ月半をかけて行われました、５００×１０００メートルの規模を有する三ッ和遺跡のうち８００平方メートルという限られた範囲の調査でしたが、弥生時代から中世までの…

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡 三ッ和遺跡は、毛長川（古期入間川）とそれより更に古い河川流路跡に挟まれた自然堤防上の遺跡ですが、これらの水路が古墳時代前後の集落の形成に大きな役割を果たしていたようです、流路付近には、鳩ケ谷市域で三つ和遺跡の…

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡 大宮台地周辺では、弥生時代後期には小支谷の開発による谷田経営が中心でしたが、低地への進出は灌漑農耕による水田開発を活発に行うようになったためと考えられます、三ッ和遺跡では、灌漑施設や水田跡、農耕具などは検出さ…

鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡 鳩ケ谷市三ッ和遺跡は、自然堤防上にある古墳時代前期（４世紀）の集落です、昭和５６年鳩ケ谷市の八幡木土地区画整理事業に伴い、発掘調査されました、八幡木の八幡木神社の周辺から住居群と方形周溝墓が検出されています、…

”山肌を伝うスリルや谷紅葉” 新聞記事からの句です、山岳地方ではもう紅葉が盛りのようです ”句を選ぶ眼をいやすかな秋の空” 自分の手もとには、今迄に読んだ俳句の資料が一応整理してあり、その中から季節にあった句を選びだして、アップしています、その作…

”明け方の空満月のひとり占め” ブログの更新を終え、朝刊をとりに行って、ふと、空を見ると、明け始めた西の空に満月が残っていました、輝いていた星も見えなくなり、澄みわたった秋の朝の空は月のほかに何ひとつなく月の天下のようでした ”ものは来ず写真メ…

気分を変えて俳句にします サブプライムローン問題によるアメリカ発の金融危機が発生し、世界の経済、社会は混乱を極め、それに対して自分の頭脳を調整するために、なかなか俳句モードにならず、うまく句作が進みませんでした、駄作ばかりですが、なんとか作…

鳩ケ谷の古を考える 何日か前に、イラストで掲げました浦寺遺跡と里字北谷第１遺跡出土の石器の写真が見つかりましたので掲載します、上の３点は浦寺遺跡からのもの、下の４点は里字北谷第１遺跡からのものです 浦寺遺跡から出土した石器は３点あり、１点は…

鳩ケ谷の古を考える しかし、だんだんと集落が大きくなり、台地を刻む谷田を開発し、水田とするだけでは増大する人口を支えることができなくなり、集団ごと広い可耕地を求めて、低地帯の自然堤防上などへ進出するようになったのでしょう 一方、東海地方から…

鳩ケ谷の古を考える 統率者として次第に力を蓄えた首長は、リーダーとしてムラの人々より一段と抜きんでた存在となり、その力を皆に誇示するようになったのでしょう、さいたま市井沼方遺跡では環濠遺跡の外側に方形周溝墓とよばれる墓地が発見されていますが…

鳩ケ谷の古を考える 大宮台地の環濠集落は規模でみれば、西日本のそれよりも、見劣りがします、さいたま市馬場北遺跡で東西約７０メートル・南北９０メートルです、鳩ケ谷市に最も近接する環濠遺跡は鳩ケ谷市台最先端に位置する川口市東本郷遺跡があります …

鳩ケ谷の古を考える 関東地方では横浜市の大塚遺跡で、環濠遺跡が全掘されています、約９０軒の住居跡と倉庫跡が２００メートル×１３０メートルの規模の濠に囲まれています

鳩ケ谷の古を考える 弥生後期後半から邪馬台国の時代（３世紀）になると大宮台地の農耕集落も規模が大きくなり、周囲が溝で囲まれる環濠集落が現れます 環濠集落は単に濠がめぐるだけでなく、濠の外側に掘った土を積み上げて土塁を築き、土塁上には柵をめぐ…