カテーテル手術の検査・追加手術は０８年１１月から１０年４月までに、５度に亘っています、検査の度に、もう追加手術はないだろうと思っていくのですが、血管の老化、コレステロールの堆積による血管の梗塞が新たに見つかり、その都度手術をうけています（…

先日、ある市議会議員のブログにより、教育委員会委員長（事務方の教育長ではなく）の市議会への出欠の顛末を知りました それによりますと、ある議員の”小中学校の統廃合について”の質問のため、教育委員長の市議会への出席の要請をしてあったにも拘わらず、…

闇雲に更新を続けてきましたが、そろそろ書庫、カテゴリを整理しないと混乱しそうですので、２～３日かけて構成し直しますので、更新をその間休みます、健康の方はその後順調ですので安心してください、よろしくお願いします

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－６の一部他地点調査〈７〉 これまで調べてきた方形周溝墓のある遺跡は、いずれも低地にあり、旧入間川の流路跡周辺に形成されている自然堤防上に立地して、多くは旧流路跡に面した場所に造られていま…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－６の一部他地点調査〈６〉 第４号方形周溝墓はこの調査で最大のものです、陸橋部が二つあり、南西方向が大きく開口しており、北東方向の角は小さく開いています、試掘調査の結果を合わせると北西の角…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－６の一部他地点調査〈５〉 第３号方形周溝墓は南東溝・北東溝の一部が検出されています、南東溝は土層から２時期に分けられるようで、新旧いずれかのものは別の遺構かもしれません、周溝区画の形は不…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－６の一部他地点調査〈４〉 第１号方形周溝墓は、北東方向に開口する陸橋部をもち、周溝区画内は隅丸方形になっています、溝は南の角が深く、北西溝は浅くなっています 第２号方形周溝墓は北東溝のみが…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－６の一部他地点調査〈３〉 この調査では、古墳時代前期の方形周溝墓４基が集中して検出され、出土遺物も多くさんあります、中小の溝跡は１３条検出され、古墳時代前期と近世のものと思われます、土坑…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－６の一部他地点調査〈２〉 この調査は、調査部分は５６６㎡と狭い面積でしたが、古墳時代初め頃の首長を埋葬したと思われる４基の方形周溝墓の存在が明らかにされました、この頃は、ちょうど、関西方…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－６の一部他地点調査〈１〉 調査期間 平成１７年１月１７日～３月２５日

”春しぐれ合間盗んで酒買いに” ”草萌えに最後のトライ挑むかな” ”雛のあと一輪差しに桃の花” 自分の好きな２～３月の名句です ”桃咲くや足なげ出して針仕事” 高浜虚子 ”白桃のつぼみうるめる枝の反り” 芥川龍之介 ”葛飾や桃のまがきも水田べり” 水原秋桜子 ”…

冬籠りというか、術後のこともあり外出が少なくなり、句作は思うようになりませんが、それでも何とか身の周りのことでまとめてみました ”水際に霞むおもかげ梅の花” ”目の隅をかすめたりしは鶯か” ”灯に寄るやしらすうなぎに春の雪” しまいの句は昨年、今年…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－１の一部地点調査〈４〉 この調査では、大小合わせて２０条の溝跡が検出されました、方形周溝墓の一部と思われる大溝（第２０号溝跡）を含む古墳時代前期の溝跡が４条（第３・９・１０・２０号溝跡）…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－１の一部地点調査〈３〉 この調査は調査面積は狭いのですが、最も古い時代のもので古墳時代前期の直角に曲がる大溝があります、方形周溝墓の一部と思われ、当時の集落を治めていた長などの墓と考えら…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－１の一部地点調査〈２〉 この調査地は、旧日光御成道に面した所で、国道１２２号線との分岐点にあります、遺跡名が示すように、旧小渕村に当たり、現在、三ッ和となっています（小渕村が明治１０年に…

蕨駅西口再開発残区開発について 既に、市長を始め、市当局の蕨駅西口再開発の残りの区域の開発計画の検討は進んでいるものと思いますが、かねてから自分の頭の中で、おぼろげながら考えていたことが、他のところで現実に実現していることを今日の朝日新聞朝…

鳩ケ谷の古を考える 小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－１の一部地点調査〈１〉 調査期間 平成１５年９月８日～１０月１４日

鳩ケ谷の古を考える 中居字畑田第１遺跡・南６－３－３他地点調査 調査期間 平成５年４月１５日～４月１７日 平成４年１２月８日～１２月１４日に行われた商業施設解体に伴う埋蔵文化財確認調査により、溝６条、竪穴状遺構２基などが検出され、そこから古墳…

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－１６－２他地点調査〈６〉 平安時代の遺構と思われる土坑５基、柵列１列、掘立柱跡１基が自然堤防と旧流路跡の地形に平行して検出されました、遺物としては、土師器（甕・坏）、須恵器（坏・蓋・甕）が検出…

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－１６－２他地点調査〈５〉 溝跡の状況です

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－１６－２他地点調査〈４〉 方形周溝墓の出土状況です

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－１６－２他地点調査〈３〉 この調査では、方形周溝墓１基、溝跡２条、土師器（壷、甕、高杯・器台）が検出されています、前期古段階から中段階の土器群で、おおむね、４世紀前半とみられています

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－１６－２他地点調査〈２〉 調査地周辺の地形図と発掘区全景です

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－１６－２他地点調査〈１〉 調査期間 平成１１年８月２３日～９月８日

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反田第１遺跡・南４－２５－１他地点調査〈１１〉 ◇復習－４ 今回の調査では、低湿地域でも竪穴建物による集落の存在が明らかになりました、ただ、同時期の９世紀中葉から後葉にあたる鳩ケ谷支台に立地する集落の竪穴建物跡と比…

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－２５－１他地点調査〈１０〉 ◇復習ー３ 【十世紀後葉～十一世紀】 この時期の遺構としては、第２、３井戸跡と第３、４、６、７、８号土坑があります、井戸跡は２基とも円形の素掘り井戸です、周辺には上屋に…

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－２５－１他地点調査〈９〉 ◇復習ー２ 【九世紀末～十世紀前半】 この時期の遺構としては第１号井戸跡があります、この井戸跡は正方形の縦の１枚板を側板として使い、横桟木で固定する縦板木組構造です、周囲…

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－２５－１他地点調査〈８〉 ◇復習－１ 前田字六反畑第１遺跡は平安時代（９世紀～１１世紀頃）と江戸時代（１７世紀後半以降）の遺構と遺物が検出されています、遺物では、中世の渥美や常滑系の炻器も見られ…

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－２５－１他地点調査〈７〉 ◇土坑 土坑は、１３基が検出されています、調査区全体に分布し、集中したり偏った分布ではありません、長軸短軸が１、５ｍを超える大型のもの、１ｍ前後の中型のもの、５０ｃｍ前…

鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第１遺跡・南４－２５－１他地点調査〈６〉 ◇溝跡 溝跡は大小５本が検出されています、いずれも、ほぼ東西もしくは南北の方向に走るもので、用途としては、灌漑、排水、区画、根切りなどが考えられます