2009-03-05 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #埼玉県 鳩ケ谷の古を考える 前田字六反畑第1遺跡・南4-16-2他地点調査〈6〉 平安時代の遺構と思われる土坑5基、柵列1列、掘立柱跡1基が自然堤防と旧流路跡の地形に平行して検出されました、遺物としては、土師器(甕・坏)、須恵器(坏・蓋・甕)が検出されています、9世紀後半から10世紀前半にあたります また、江戸時代の遺構と思われる溝跡1条、土坑2基が、遺物として瀬戸・美濃系陶器(皿)が検出されています、溝跡は自然堤防を横断するもので、底面には数度の掘り返しの痕跡である鋤跡がみられ、畑に設けられた根切り溝と考えられます、土坑は自然堤防を横断する溝跡の南側から検出され、陶磁器の破片が投棄されていました、17世紀以降と思われます