入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る

川口の古を考える (新郷古墳群)高稲荷古墳・大字峯 [3] 高稲荷古墳は平野の真ん中にある独立丘陵上にあることから、周辺の地理的な目標物としての意味をもちながら、周辺民衆の信仰の対象でもあったと思われます、特に、古墳時代後半期の古墳群のほとん…

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川口の古を考える (新郷古墳群)高稲荷古墳・大字峯 [2] 測量調査の結果、高稲荷古墳は形の整った前方後円墳であり、東西にのびる独立丘陵の尾根上に前方部を西に向けて立地していることが判明しました、主軸全長75m、後円部直径50m、高さ9.5m…

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川口の古を考える (新郷古墳群)高稲荷古墳・大字峯 [1] 調査期間 1960年11月14日~22日 1960年11月ごろ、峰ヶ岡八幡神社の社殿改修の費用をつくるため、同社の社有地であった高稲荷古墳のある丘陵が売却されて、丘陵もろとも古墳も消失…

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川口の古を考える 宮脇遺跡・大字東本郷字宮脇872-13他 [6] 発掘調査区域中央から南側部分において、7基の土坑が検出されました、ほぼ環状に配列し、その出土遺物からみて中世の土坑墓と思われます、また、1号坑底からは人骨が検出され、いずれも…

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川口の古を考える 宮脇遺跡・大字東本郷字宮脇872-13他 [5] 出土遺物・続 ◇刀子(とうす) 7 は現存長9.4cm、刀身幅2.0cm、厚さ0.4cm、茎長8.2cm、茎幅 1.2cm、棟側の厚さ0.4cm、刃側の厚さ0.2cmでやや丸みを…

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川口の古を考える 宮脇遺跡・大字東本郷字宮脇872-13他 [4] この木棺跡を取り囲む状態で、東・西・南側に溝が検出されました、幅約30~40cm、深さは東溝で約20cm、他は30~40cmでほぼ垂直に掘り込まれています 遺骸埋葬施設に伴う…

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川口の古を考える 宮脇遺跡・大字東本郷字宮脇872-13他 [3] 1号古墳跡は発掘調査区北側に位置しています、独立丘北端部分に相当し、緩斜面が形成される箇所からその末端にかけて、ほぼ等高線の方向に沿った形で構築されています、内径約13mの円…

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川口の古を考える 宮脇遺跡・大字東本郷字宮脇872-13他 [2] この調査も東京電力の送電線鉄塔の建替え工事に伴うものです、遺跡の地形は南側がなだらかで、北側は緩斜面となっています、遺跡は縄文時代と古墳時代で確認されました 縄文時代では遺構…

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川口の古を考える 宮脇遺跡・大字東本郷字宮脇872-13他 [1] 調査期間 昭和59年8月20日~9月27日

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川口の古を考える 天神山遺跡第2次調査・大字赤井字台546-1 [5] 出土陶器類です

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川口の古を考える 天神山遺跡第2次調査・大字赤井字台546-1 [4] 硯・瓦・金属製品の写真です

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川口の古を考える 天神山遺跡第2次調査・大字赤井字台546-1 [3] ◇硯・瓦 (1)は須恵器甕の破片利用の硯です、台形状に打ち欠き面取りをしており、甕の内面を硯面として利用しています、かなり使い込まれており、磨耗が激しく、檫痕がいたるところに…

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川口の古を考える 天神山遺跡第2次調査・大字赤井字台546-1 [2] この調査は東京電力の送電線鉄塔の建替え工事に伴うものです、縄文時代、平安時代の遺構、遺物が検出されました、縄文時代では包含層から小破片が少し出土しただけです 平安時代では、…

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川口の古を考える 天神山遺跡第2次調査・大字赤井字台546-1 [1] 調査期間 昭和59年7~8月

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川口の古を考える 天神山遺跡・大字赤井字台・第1次調査 [4] 遺跡は大字赤井から東本郷にかけてあり、大宮台地の南端に位置しその最南端の一舌状台地の肩部に立地しています、西方には旧入間川の形成した広大な沖積地帯を見渡すことができます、遺跡の標高…

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川口の古を考える 天神山遺跡・大字赤井字台・第1次調査 [3] 出土石器実測図です

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川口の古を考える 天神山遺跡・大字赤井字台・第1次調査 [2] 出土石器です

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川口の古を考える 天神山遺跡・大字赤井字台・第1次調査 [1] 調査期間 昭和46年10月3日~10月28日

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川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神(海道西)と余話として武州鉄道 [6] 設立当初は中央鉄道として発足し、後に武州鉄道となったようです、路線の計画もいろいろあったようです、一番下の図は赤羽駅への接続予定路線図だと思います 蓮田~岩槻 大正13…

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川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神(海道西)と余話として武州鉄道 [5]

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川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神(海道西)と余話として武州鉄道 [4] 下の写真は路線築造中のものと思われます

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川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神(海道西)と余話として武州鉄道 [3] 石器は18点出土しています、尖頭器1点、グラインディングストーン1点、ナイフ形石器1点、石核1点、剥片13点、チップ1点です

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川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神(海道西)と余話として武州鉄道 [2] 出土石器です

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川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神(海道西)と余話として武州鉄道 [1] 調査期間 1976年2月10日~3月31日 1975年の東北自動車道の拡張工事に伴う調査です、鳩ヶ谷支台の北部にあり、西に芝川の低湿地を望む舌状台地上に位置します、周辺…

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川口の古を考える 木曽呂・木曽呂北遺跡をめぐる土器の変遷 木曽呂遺跡の7・8号住居址が弥生町式古段階、1・2・3・5・6・7住居址が弥生町式中葉に当たり、木曽呂北遺跡は前野町式の前半に位置つけられます、周辺の遺跡をもってその間隙を埋めるなら…

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川口の古を考える 篠谷ッ、木曽呂北、木曽呂遺跡 [11] 差間字篠谷ッ191番地先、木曽呂字北720番地先、木曽呂字北980番地先 小谷場台遺跡では弥生後期と思われる住居址が2度にわたる発掘調査により26軒検出されています、他に環濠と思われるV…

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川口の古を考える 篠谷ッ、木曽呂北、木曽呂遺跡 [10] 差間字篠谷ッ191番地先、木曽呂字北720番地先、木曽呂字北980番地先 木曽呂・木曽呂北遺跡の発掘調査によって、弥生時代の集落跡が明らかになりました、この集落は出土遺物から弥生時代後期…

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川口の古を考える 篠谷ッ、木曽呂北、木曽呂遺跡 [9] 差間字篠谷ッ191番地先、木曽呂字北720番地先、木曽呂字北980番地先 室町時代の木曽呂遺跡では溝1条が見られますが、遺物は1点のみで、果たしてこの溝がこの時期のものか疑問が残ります 江戸…

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川口の古を考える 篠谷ッ、木曽呂北、木曽呂遺跡 [8] 差間字篠谷ッ191番地先、木曽呂字北720番地先、木曽呂字北980番地先 木曽呂遺跡の弥生時代の遺構としては住居址9軒が検出されています、これらは調査区西側にのみ構築され、東側にはありませ…

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川口の古を考える 篠谷ッ、木曽呂北、木曽呂遺跡 [7] 差間字篠谷ッ191番地先、木曽呂字北720番地先、木曽呂字北980番地先 木曽呂遺跡の調査で確認された遺構・遺物は先土器時代、縄文早期~後期、弥生時代後期、室町~江戸時代のものです 先土器時…