2009-11-23 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 川口の古を考える 宮脇遺跡・大字東本郷字宮脇872-13他 [2] この調査も東京電力の送電線鉄塔の建替え工事に伴うものです、遺跡の地形は南側がなだらかで、北側は緩斜面となっています、遺跡は縄文時代と古墳時代で確認されました 縄文時代では遺構の検出はみられませんでしたが、ほぼ全域にわたって前期から後期の少数の遺物が出土しました 古墳時代では古墳跡が2基検出され、その周溝と内部主体の一部が確認されました、当遺跡は新郷古墳群の一部に相当すると考えられます、昭和35年明治大学考古学研究室作成の高稲荷古墳測量図によりますと、高稲荷古墳と同一独立丘上にあり、同古墳の西側約120m付近の位置にあることがわかります