多くの方々の参加を期待しています、気軽なハイキングのつもりでお出かけください

川口の古を考える 上台（うわだい）遺跡第７次調査・戸塚３－１０－６地点 [１] 調査期間 平成９年６月１６日～７月３１日

川口の古を考える 七郷（ななさと）神社裏遺跡・戸塚３丁目地点調査 [７] ◇８号住居跡 調査区域中最も大型の住居跡です、平面形態は隅丸長方形で、長軸５．４ｍ、短軸４．８ｍを測ります、炉はやや東側にあり、８０×５０ｃｍの卵形で、底面は皿状となってい…

川口の古を考える 七郷（ななさと）神社裏遺跡・戸塚３丁目地点調査 [６] ◇２号住居跡 平面形態は隅丸方形で、一辺４．２ｍを測ります、床面の保存状態は良好で、中央から各ピット際にかけて広い範囲にかけて踏み固められています、炉跡は２箇所あり、主炉は…

川口の古を考える 七郷（ななさと）神社裏遺跡・戸塚３丁目地点調査 [５] ◇１号住居址 この遺構では、焼土の広がりが全面的に見られ、壁際から中央に向って放射状に崩れ落ちたと考えられる炭化材が検出された焼失住居と思われます 平面形態は方形で、床面は…

川口の古を考える 七郷（ななさと）神社裏遺跡・戸塚３丁目地点調査 [４] 出土遺物は住居跡の数に対して、時期判別の指標となる遺物の出土があまりありませんが、１号住居跡東南隅部分に於ける甑（こしき）セットの出土状況は特筆すべきことです

川口の古を考える 七郷（ななさと）神社裏遺跡・戸塚３丁目地点調査 [３] この調査では、縄文時代早期から歴史時代に至る遺構・遺物が検出されました、縄文時代に関しては、遺構の検出はみられませんでしたが、遺物は早期末葉～晩期にかけての土器・石器、礫…

川口の古を考える 七郷（ななさと）神社裏遺跡・戸塚３丁目地点調査 [２] 遺跡は大宮台地の南端で、鳩ケ谷支台上にあります、調査地は開折の発達が比較的少ない直線的な地形の東縁肩部にあり、標高は１９ｍです、東側崖下には広大な中川低地が広がっています…

川口の古を考える 七郷（ななさと）神社裏遺跡・戸塚３丁目地点調査 [１] 調査期間 昭和５６年５月～７月 この調査は川口市戸塚消防署建設に伴い行われました、昭和５５年８月に調査された上台（うわだい）遺跡 と同一遺跡群にあるため、昭和５５年８月調査…

川口の古を考える 戸塚上台（うわだい）遺跡・戸塚４丁目地点調査 [３] 道路工事と土取りで三角形に取り残された部分の住居跡を確認するため、約２０㎡の三角形を調査区域としました、小支台の東南隅で、東側と南側の谷に面した緩やかな斜面上です 検出され…

川口の古を考える 戸塚上台（うわだい）遺跡・戸塚４丁目地点調査 [２] 台地上は植木畑などでしたが、武蔵野線東川口駅関連の区画整理事業により、小支台の中央部は道路敷として大幅に削平されてしまい、かっての景観はほとんど留めておらず、全容は明らかに…

よろしくお願いします

川口の古を考える 戸塚上台（うわだい）遺跡・戸塚４丁目地点調査 [１] 調査期間 昭和５５年８月１４日～８月１７日 この調査のきっかけは、かっての道路工事中に発見された宮ノ台式土器でした、その後の市史調査のため、昭和５５年７月に現地確認した際に住…

川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神字枯木前９４３他地点調査 続 この調査（２次～４次）では、土坑２４５基と地下ムロ１基が確認されています、遺物は少しですが、種類としては幅広く縄文時代前期の竹管文系土器から中期加曾利Ｅ式土器、後・晩期と思わ…

川口の古を考える 海道西遺跡・大字石神字枯木前９４３他地点調査 調査期間 平成１１年１２月１３日～１２年３月２４日

川口の古を考える 東町裏遺跡・大字石神字東町裏１２６５－１他地点調査 続 この遺跡の位置は南方向より入り込む大きな樹枝状の侵食谷の最深部分にあたります、東に分岐する谷と中川低湿地より東方向に入り込む侵食谷最深部に挟まれた台地上にあります、今回…

川口の古を考える 東町裏遺跡・大字石神字東町裏１２６５－１他地点調査 調査期間 平成１１年７月２１日～９月２０日

川口の古を考える 新井宿下一斗蒔遺跡・大字新井宿字下一斗蒔９０－１他地点調査 [６] <鎌倉・江戸時代> 和鏡が出土している溝がありますが、その和鏡の時代認証により溝の時代は鎌倉以降近世にわたることになります 江戸時代に関する遺構としては、土坑１１…

川口の古を考える 新井宿下一斗蒔遺跡・大字新井宿字下一斗蒔９０－１他地点調査 [５] １、２号住居址出土遺物です

川口の古を考える 新井宿下一斗蒔遺跡・大字新井宿字下一斗蒔９０－１他地点調査 [４] <縄文時代> 住居址２軒、土坑１００基、ピット等が検出されています、住居址２軒はどちらもＣ区から確認され、時期も同じで、中期加曾利Ｅ式期のものです、１号住居址は…

川口の古を考える 新井宿下一斗蒔遺跡・大字新井宿字下一斗蒔９０－１他地点調査 [３] <旧石器時代> この時代の遺構としては、ブロック２基が検出されています、どちらもＢ区の東側に傾斜する部分から確認されています、遺物は多くはないですが、どちらもナ…

川口の古を考える 新井宿下一斗蒔遺跡・大字新井宿字下一斗蒔９０－１地点他調査 [２] この調査区は遺跡全体の北側寄りの部分に該当し、東西約２９０ｍ、南北約２０ｍと東西方向に長く、遺跡を横断するかたちでの調査です Ａ区（東側部）、Ｂ区（中央部）、…

川口の古を考える 新井宿下一斗蒔遺跡・大字新井宿字下一斗蒔９０－１他地点調査 [１] 調査期間 平成６年１１月１０日～７年３月３１日 ７年４月５日～８月３１日 埼玉高速鉄道・地下鉄７号線新井宿駅開削工事の駅予定地の遺跡です、旧石器時代、縄文時代、…

５月２６日の記事で申しあげましたが、新しい試みとして ”蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探し歩く”を始めます 開催日 ０９年９月２７日（日曜日） 集合場所 ＪＲ南浦和駅改札出口 集合時間 午前１０時 テーマ 古入間川（毛長川）の跡を探し歩く コース 川口市…

川口の古を考える 外谷田遺跡・大字根岸字外谷田２９８５－１他地点調査 [５・続] このことは、外谷田遺跡の未調査域に所在調査の際に確認された中世の大溝を併せ考えると、更に遺跡の性格を推測させます、この大溝は調査地点の南を北西から南東に流下する芝…

川口の古を考える 外谷田遺跡・大字根岸字外谷田２９８５－１他地点調査 [５] 川口市において、古墳時代後期と思われる竪穴住居跡が自然堤防上で検出されたことは、大きな意義をもっていると思われます、すでに、石御堂遺跡からは鬼高期の土坑が、二軒在家遺…

川口の古を考える 外谷田遺跡・大字根岸字外谷田２９８５－１他地点調査 [４] 今回の発掘調査は、平成９年１２月１８日に埼玉県生涯学習部文化財保護課（県文化財保護課）の実施した県営川口根岸団地建設に係る所在確認調査が発端です、この所在確認調査の結…

川口の古を考える 外谷田遺跡・大字根岸字外谷田２９８５－１他地点調査 [３] 外谷田遺跡は、大宮台地中央を南流する芝川左岸に形成された自然堤防上の遺跡です、この自然堤防は芝川が見沼低地を抜け、大宮台地の南端部辺縁に沿って南東にその流れを変える湾…

川口の古を考える 外谷田遺跡・大字根岸字外谷田２９８５－１他地点調査 [２] 川口市の東部から北部にかけて広がる一般に安行台地と呼ばれている大宮台地鳩ケ谷支台には、１４０箇所に及ぶ遺跡が分布しています、古くは２万５千年前の旧石器時代のキャンプ跡…

川口の古を考える 外谷田遺跡・大字根岸字外谷田２９８５－１他地点調査 [１] 調査期間 平成１０年５月１日～８月１４日 外谷田遺跡は芝川の形成した自然堤防の上に発見された遺跡です、古墳時代の竪穴住居跡が自然堤防から発見されたことは、川口市の歴史を…