入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

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川口の古を考える

海道西遺跡・大字石神字枯木前943他地点調査 続

この調査(2次~4次)では、土坑245基と地下ムロ1基が確認されています、遺物は少しですが、種類としては幅広く縄文時代前期の竹管文系土器から中期加曾利E式土器、後・晩期と思われる土器、常滑焼の甕、土師質土器、焙烙、瀬戸の捏鉢・おろし皿、志野の茶碗、染付けの磁器などです

縄文時代の遺物のなかで中心をなすものは、前期の土器ですが、器表面は磨耗の激しいものが多く、本遺跡内に当初から存在したものではなく、他所からの流入であると思われます

尚、下図は古い資料ですが、川口北部の縄文時代の地形、特に開折谷の状態が判り易いと思いますので掲示します