蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

鳩ケ谷の古を考える

小渕字細沼第１遺跡・三ッ和１－１－１の一部地点調査〈２〉

この調査地は、旧日光御成道に面した所で、国道１２２号線との分岐点にあります、遺跡名が示すように、旧小渕村に当たり、現在、三ッ和となっています（小渕村が明治１０年に旧中居村と旧上新田村と合併して旧三ッ和村となったことに由来しています）

北に８００ｍ進んだ鳩ケ谷台地の裾を流れる見沼代用水を日光御成道が渡る吹上橋の東南袂から分岐し日光御成道の東側に沿って南下する平柳用水にも面しており、かつ、平柳用水から新田井掘（平柳領村々用水掘又は中居上新田用水掘ともいう）が東に分流する地点でもあります

また、古代の地形でみると、旧入間川が鳩ケ谷市の中央で、逆Ｖ字に屈曲する部分の内側に形作った自然堤防にあり、西に旧入間川を望むところに位置しています