2008-11-30 俳句つくり 余情 俳句 #埼玉県 ”北風に倒れし松の功知らさるる” 松が枯れて倒れそうになったので、切り倒しました、明るくなってよかったと思いましたが、北風が吹き始めると、もろに風が吹きつけ、初めて、あの松も一定の役目を果たしていたことに気付きました、人の気がつかないところで、皆が助け助けられているようです ”暮れ春のことやりすぎてつい不覚” 帰宅して、一日過ぎての夕飯の後、急に今迄にない胸の苦しさを感じ、その後の検査の結果、即、入院手術となってしまいました ”神留守もお見通し罰うけるかな” いよいよ、今迄の人生のお咎めをうけることになったのかと観念しました 10~11月の自分の好きな名句です ”鳶の羽もかいつくろひぬはつしぐれ” 向井去来 ”凩の地にもおとさぬしぐれ哉” 向井去来 ”雁(かりがね)の竿になる時なほさびし” 向井去来 ”菊さけり蝶来て遊べ絵の具皿” 服部嵐雪 ”木がらしの吹きて行くうしろ姿かな” 服部嵐雪 ”行秋の四五日弱るすすき哉” 内藤丈草 ”木がらしの身は猶かろし夢の中” 内藤丈草 ”百舌鳥なくや入日さし込む女松原” 野沢凡兆 ”日さしてとろりとなりぬ小田の雁” 岩間乙二 ”池の星またはらはらと時雨かな” 立花北枝