2008-10-19 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #埼玉県 鳩ケ谷の古を考える 大宮台地の環濠集落は規模でみれば、西日本のそれよりも、見劣りがします、さいたま市馬場北遺跡で東西約70メートル・南北90メートルです、鳩ケ谷市に最も近接する環濠遺跡は鳩ケ谷市台最先端に位置する川口市東本郷遺跡があります 環濠遺跡は弥生時代の終わりごろに多く存在しながら、古墳時代には姿を消してしまうことから、集落に濠をめぐらす社会的必要性が大宮台地周辺にも生じていたのでしょう、関東地方においては、この後、土器などに,東海地方を中心とする西の地域の影響が急速に入り込んでくるところから、西日本の先進地域からの浸透があり、環濠集落の存在は地域内部の争いのためばかりでなく、外部勢力の浸透に対する戦いのためでもあったのかもしれません