入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

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鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡

大宮台地周辺では、弥生時代後期には小支谷の開発による谷田経営が中心でしたが、低地への進出は灌漑農耕による水田開発を活発に行うようになったためと考えられます、三ッ和遺跡では、灌漑施設や水田跡、農耕具などは検出されていませんが、毛長川から自然堤防を横断するように水路を掘削し、後背湿地の水田に水を引いていたと考えられます、三ッ和遺跡が面する毛長川の下流にある足立区舎人遺跡からは、水田の耕起に使用する木製の二股鍬が出土しています、こうした農業開発について、先進技術を積極的に受け入れる役割をしたのが首長でした