2008-11-02 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #埼玉県 鳩ケ谷の古を考える・三ッ和遺跡第2次調査 第2次調査では、5軒の住居址が検出されています、いずれも古墳時代前期(五領期)と考えられます、その平面形は、第1号住居址はやや丸みを帯びている方形です、大きさは第1次発掘調査で検出されたほぼ同時代の第1号住居址が5・8×6・5メートルであったことと比べれば、いずれも2・4×2・6メートルから4・1×4・2メートルと小規模です、床の掘り込みは、第2号住居址が23センチとやや深い他は、5~13センチと非常に浅く、この点では第1次発掘調査で検出された住居址と同様です、第1・2次調査をあわせて9軒の住居址が検出されましたが、全てが古墳時代前期と考えられ、この一帯にその時代の大集落があったことは確実と思われます