2008-12-02 俳句つくり 余情 俳句 #埼玉県 ”神いずも腕を信じて台の上” ”すすき原月光添えんと若き医師” ”天女らに病雁一羽救わるる” 若い心熱き医師とナース、ヘルパーさんらの支えにより、手術は無事成功しました、皆さんに感謝、感謝です 10~11月の自分の好きな名句です ”木枯らしや市に業(たつき)の琴をきく” 加舎白雄 ”日に悲し落葉ただよう汐ざかひ” 加舎白雄 ”落し来る鷹にこぼるる松葉哉” 加舎白雄 ”網代木のそろわぬかげを月夜かな” 加舎白雄 ”行秋の草にかくるる流れかな” 加舎白雄 ”御立ちや御立ちやれ新酒菊の花” 夏目漱石 ”有る程の菊なげ入れよ棺の中” 夏目漱石 ”凩や海に夕日を吹き落とす” 夏目漱石 ”鷹鳩に化して青天濁りけり” 松根東洋城 ”凩や鐘引きすてし道の端” 正岡子規 ”しぐるるや群れて押しあふ桶の鮒” 正岡子規 ”京に寝よ一夜ばかりは時雨せん” 高浜虚子