入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨市政 民意はどちらに(続)

JR蕨駅エレベーター設置設計委託費予算は否決されたようです。

「前市長は長年JRと協議してきた。新市長は短期間の協議で押し切られた」というのが、否決の理由のようです。

しかし、前市長が長年協議してきたことが、現実的でなく早急に結論を出し、実施に移すべしと考えたから公約として掲げ、それを多数の市民が支持したからこそ、当選されたのでしょう。多数の市民に支持されたということは、それが民意と考えるべきでしょう。

「短期間の協議で押し切られた」として否決するのは、前市長の考えに先祖返りする、新しい多数の民意を否定する考えだと思います。

次いで、諸々の市長選運動が「公選法違反であり、市民に謝罪を求める」議員提案が賛成可決されたようです。

これもおかしな論理で、本来,立法府で扱う問題ではなく司法府で取り上げるべき問題で、そう考える市議は市長を公選法違反で告訴すればよいのです。


新市長誕生以来の市議会質疑、上記2問題等に潜んで透けて見えるのは、共産党新市長への感情的反発、嫌がらせ、小細工、前市長時代への先祖返りの思想です。前市長時代の思考が嫌がられ、新市長の公約が多数の市民に支持されたからこそ、当選したのです。現実は変わり、1歩進化したのです。

新市会議員が自分達こそ民意を代表していると思うのであれば、もっと前向きに考え、小細工を弄するのでなく、無駄のない実質的な議論をするべきで、ほんとうに前市長時代へ復古したいのならば、早急に市長不信任案を出すとか、リコール運動なりをやればよいのです。いたずらに嫌がらせ、小細工をすることは、市民にとって大きな迷惑です。

又、新市長も、議会が余りに理不尽な小手先的議論を繰り返すのであれば、議会解散という非常手段に訴え、もう1度市議会議員選挙をやり直すことも考えていくべきです。

いずれにしても市民としては、感情的な、時代遅れの先祖返りの思想で、小細工に時間を浪費するのは止めて欲しいと思います。