俳句つくり 余情
小難しい話が続きましたので、俳句にします。
台風が直撃してえらいことになるかと心配しましたが、大きな被害はなく安心しました。
”野分来て粟立ち草をなぎ倒す”
近所に大型マンションが建つことになり、その用地がこの夏の間手つかずで草茫々となり、背高泡立ち草が吾が物顔に大人の背丈ほどになっていました。
しかし、台風という強烈な自然現象には敵わず根本から右に左になぎ倒されていました。強靭そうな草も上には上がいるものです。
しかし、台風という強烈な自然現象には敵わず根本から右に左になぎ倒されていました。強靭そうな草も上には上がいるものです。
”用水の小魚の群れ涼しきや”
台風の大量の雨水が汚れやごみを押し流して、2,3日後の用水は澄んだきれいな流れとなりました。その水面を小さな波紋を作りながら、小魚の群れが上下左右と泳ぎ動くのは、残暑のきびしさに比べ、なんとも清清しく、涼しい光景でした。
”門外の運動会のたばこかな”
帰り道小学校で運動会をやっていました。よく見ると校門の外で、父兄たちが小さな固まりとなって煙草をすっていました。これも時勢なのだなと改めて時代の変化を感じました。