2015-08-05 俳句つくり 余情 俳句 #俳句、川柳 ”車椅子老が老押す五月かな” 病院で処方箋をもらい、薬局に向かい、交通信号を待っているとき、老婦人が押す車椅子の老夫婦が横に並びました、何だろうと思っていると、自分と同じように薬局に向かうようでした 信号が青になると、その老婦人は車椅子を押して、颯爽と信号を渡りました、病人の連れ合いを椅子に乗せ、凛として背を伸ばし、五月の風の中を、これからの梅雨・夏に向かって夫婦力を合わせ立ち向かっていくぞと言う気概を感じさせました ”小波紋初夏の水面に稚魚の群れ” 一方、用水では卵からかえった小さな魚の群れが、水面に小波紋を作りながら、時には五月の陽光にキラキラ輝きながら泳いでいました、初夏の躍動です