2015-08-11 俳句つくり 余情 俳句 #俳句、川柳 ”くちばしに磁石ありしか梅雨の鷺” ”梅雨の池波紋めぐりて亀の首” 二句とも用水とその溜りの小池での写生句です、自分のテリトリーを守り、小魚を口にした鷺は小魚を口先から落とさずに、上手に向きを変えたりして呑みこみます、まるで磁石があるようです また、直径3mほどの池では、波紋が静かに大きく円を描いてゆっくりと回っていました、じっと見ていると、時々、小さな頭・首(たぶん、亀かすっぽんでしょう)を水面から出して周りを眺めているのか、息をついでいるのか、テリトリーを守っているのか、餌さを捜しているのか、よく自分にはわかりませんが いずれにしても、鷺にしても亀にしても梅雨を迎え、自分のいのちをつなぐのに懸命なのでしょう