蕨市政 駅前エレベーター設置
9月市議会に於いて否決されたエレベーター設置の設計委託料の反対理由らしきものが、ある市議会議員のブログに書いてありました。
それによりますと、エレベーターの維持管理費が市の負担となり、その費用が問題であるとの事のようです。
しかし、”改札外の設置は自治体の負担”はJRの基本方針のようであり、その方針は今後もしばらく変わらないと思います。JRもすでに民間企業であり、筋の通らない投資はやらないと思います。この方針に従いすでに設置した自治体もあるのであり、その自治体のエレベーターの維持管理費の実態、金額を調べたうえで、反対するべきです。(市の設備として設置するのだから維持管理費が発生するのは当然と思いますが)
いずれにしましても、多くの市民が署名等で要望し、新市長の公約としても支持された政策でありますから、あいまいな、反対のための反対、面子、派利派略、意地の張り合いで、民意を否定するのは市民にとって大きな迷惑です。
費用が発生するのは当然であり、費用対効果の面から考えて箱物行政の遺物といえる”信濃山荘やその他の施設”の維持管理費のほうが問題であり、エレベーター設置は優先して考えるべきです。
出費という面から考えるのであれば、前市長時代に施された箱物行政の維持管理費、人件費を削ってでもエレベーター設置を考えるべきでしょう。
時代は急速に変化し、価値観も急速に変化しているのです。