入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨市政 駅西口エレベーター設置

本日、蕨市議会の”新生会ニュース”がポストに入りました、そのコラム「蕨駅西口エレベーター設置について」がありました。


この問題については、多くの市民の署名があり、新市長も選挙公約として掲げていたぐらいにしか認識はありませんでしたが、選挙後の新市議会に於いて時期尚早として、新市長の提案が否決されたことで関心をもちました(その時に新議会の採った態度の不可解さについては、当ブログで既に申し述べましたが)


その時ちょっと思ったことですが、既にあるエスカレーター設置の時の経緯はどうだったのだろうか、又、設置費、その維持管理費はどうなっているのだろうかということでした。面目ないことですが、以前は蕨市政にあまり関心を持っていませんでしたので、見当がつきませんでした


しかし、幸いなことに、当コラムにより大体のことは分かりました、平成11、12年に市の負担で設置され、維持管理費も市の負担となっているようです


又、先の市議会で時期尚早として反対した理由が、JRが利用者のために設置するのが本筋とのことであります


しかし、よく考えてみますと、平成11、12年前市長の時にエスカレーターを市の負担で設置することを認めていながら、新市長になってからは、同類の施設であるエレベーターの設置を時期尚早として(新市議会議員は選挙公約として時期尚早につき反対するとの公約を掲げた人は、殆どいなかったのではないでしょうか)否決したのは、前市長時代に市議会が採った態度から考えると、余程、筋の通らない論理だと思いますが


相手方JRとしても、前に認めてもらったことが、新市長になって新議会の態度が急に変わるということは全く筋の通らないことでしょう(利用者の利便を計るのが筋だからJRの負担とする、前例を覆してでも、訴訟を起こしてでも、或いは不乗車運動でも起こすということなら話は別ですが、他の自治体でもそこまでは行ってないようですが)


年間300万円余の維持管理費を問題として否決してしまうのは、なにやら、反対のための反対、メンツ、イヤガラセに思えてならないのですが、(もっとも、本当は認めてもよいのだが、今迄の行きがかり上、パフォーマンスとして一時的に反対し、ゆくゆくは可決しようということならば、市民の民意を馬鹿にした小人的行動といえるでしょう)


300万円余の費用は他の多くの無駄使いを止めれば充分に賄えるはずです、(むしろ、こうしたパフォーマンスによる時間、労力こそ大きなロスです)新生会ニュースのキャッチフレーズにあります”今まさに変革の時代”のように全ての市政について、今迄の考え方、やり方を見つめ直すべきではないでしょうか、無駄の出費を止め、行政のリストラクションを行わなければいけない時に、まず、率先してやるべきは市議会の効率化であり、費用対効果を充分に考えた市議会議員自体の意識改革だと思いますが、市議会議員こそ、まず、変わるべきです