蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る

『蕨城（館）は戸田・蕨両方にあったのではー蕨城を考える』－①

蕨城（館）の存在については、既に多くの先賢の方々による立派なご研究や論述がり、私ごとき浅学菲才が出る幕ではないと思いますが、先学の業績に、新たに自分の歩き調べたことを加えれば、皆様の知識向上、豊かな精神生活に少しでも役に立つのではないかと思い微力ながらまとめてみました

ここで取り上げます資料は、考古学的史料、歴史文献、巷間の伝承などいずれもその時代に自分が見て検証したわけではありませんので、多分に推論となり、空想・物語の域に近いのですがお許しください

上に表示した図は、これまでに戸田市で発掘調査済みの考古遺跡と戸田市に在住の岡田恒三郎氏著の”蕨城はどこにあったか”（１９６１～６６年・広報戸田）のなかにある、岡田氏が戸田市にある伝承をまとめたものです

これらに現在判っている歴史文献を加え、自分の推察をも加え考えていくことにします、岡田氏の表示した図は現在の戸田市の状況からはなかなか理解しずらいのですが、順次自分なりの説明を加えていきますので少しづつお判り頂けるようになると思います、大変重要なことが含まれていますので一見に終わらずに度々見て頂ければ、ご理解が深まると思います、よろしくお付き合いください

また、掲示する記事に対してのご批判、ご意見がありましたら遠慮なくコメント等でお寄せください、それにより自分の気づかないこと、資料点検不足、勉強不足を補えれば幸いですし、さらに又多くの皆様にお役に立つことになると思いますのでよろしくお願い申し上げます