2010-04-09 俳句つくり 余情 俳句 #俳句、川柳 今年の春はなかなか暖かくならず、老体にはきついものを感じます ”朝いちの洗顔の水温きかな” それでも、少しづつ気温は上がってきているようです ”鯉遊び鷺かすめるや桃の花” 天気が良くなり、やっと暖かさを感じるようになりましたので、散歩に出ました、鯉や鷺も活動的になり、動きが良くなったようです、桃の花も咲きました やれやれと思っていたら、西風が強くなりました ”静寂を破る戸音や涅槃西風” ”音で知る扉開け閉め涅槃西風” ”道順で夫婦げんかの花見かな” ”魚つりおろそかにして桜狩り” ”縁石を食卓にして花の宴” ”両縁に霞む桜の見沼かな” ”何処までもさくらさくらの大八洲” それでも、桜の花は季節を間違えず、例年どうりに咲きました、花見の道順で喧嘩したり、釣りを放り出して花見に夢中になったりです ”高枝に何かもやもや誰の巣ぞ” でも欅の木は未だ枝のみで、葉がなく何かの巣らしきものが丸見えです、仙人でもいたのかなと思いました