入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

学び合い 〔仲間募集〕 ℡ 048-432-1433

蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

米づくりの技術をもたらした人々・弥生人について考えてみる

<稲作の始まりとつたわり>

ー 稲作渡来民と舟・続 -

ソリコ舟は長さ5.96メートル、幅1.05メートルで先端には厚い幅の広い板がついてそりあがっており、その先端の高さは目測で1.5メートル位です、この舟は中海(なかうみ)特産の赤貝採りに使われたえぐり舟で、先端の「ツラ板」部分が極端にそっているのでこの名前となっているという、前後のそりのある”弥生時代の外航船”はこのソリコ舟から連想することが出来るという、そりのある2本の材から作った丸木舟の先端に「ツラ板」をつけて、更にそりを大きくし、2艘のソリコ舟を中央部で切り放し、頭にそりのあるものだけを結合すれば、”弥生時代の外航船”が出来るというのである