2008-08-13 俳句つくり 余情 俳句 #埼玉県 ”朝涼や今日一日の安穏を” 世界的な経済不安、国内政治の行き詰まり、連日の暑さとやりきれない日々が続きますが、それでも、早朝は気分が一新し、少し涼しい風も吹いています、とにかく、今日一日だけでも平穏に送れることを願うばかりです ”天国や湯浴みのあとの夕涼み” なんとか一日が終わり、シャワーを浴びて、少しクーラーを利かせた寝室で休みにつく時は小さな天国にいる気分となります 自分の好きな7~8月の名句です ”荒海や佐渡に横ふ天の河” 松尾芭蕉 ”涼しさを我が宿にしてねまる也” 松尾芭蕉 ”閑かさや岩にしみいる蝉の声” 松尾芭蕉 ”涼しさやかしこき人の歩行渉り” 与謝蕪村 ”いな妻や秋津島根のかかり舟” 与謝蕪村 ”細腰の法師すずろにおどりかな” 与謝蕪村 ”夕涼みよくぞ男に生まれけり” 榎本其角 ”すずしさや浮洲の上のざこくらべ” 向井去来 ”夏霧にぬれてつめたき白き花” 山口素堂 ”飛石にとかきの光る暑さかな” 炭太祇 ”一竿は死装束や土用干し” 森川許六 ”浴みしてかつうれしさよたかむしろ” 黒柳召波 ”濁り江の泡にしわよる暑さかな” 高井几董 ”夏の夜のこれは奢りぞあらむしろ” 広瀬惟然