入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

米づくりの技術をもたらした人々・弥生人について考えてみる

<稲作の始まりとつたわり>

アジア大陸から、紀元前1000年紀の中ごろには北部九州へ伝来した水田稲作は、その後、半世紀ほどの間に急速に西日本へ広がり、更にその一部は、弥生時代の前期のうちに本州の北の端まで達したようです

弥生文化水田稲作の他に、鏡や銅剣・銅矛などの武器類、ガラス製の玉や管玉、支石墓やト骨(骨占い)など、どちらかといえば非日常的で象徴性の高いものをともなっていたようです、また、物だけでなく、新しい社会の編成原理や、旧来のものとは異なる新しい信仰や世界観などを持ち込んできたようです、そして、新しい生産技術と新しい思想がセットになって、土着の縄文社会をゆるがしたようです