入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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俳句つくり 余情

先月末から山の神のお供をして、熊野、那智高野山へ旅行しました。なんとか天気にも恵まれました。紀伊には2度目です。

前は、仕事の付き合いで行きましたので、ゆっくりとする暇もなく、温泉の宴会と滝を見るくらいでしたし、熊野古道にも行きませんでした。

今回は完全な観光旅行で熊野大社、古道、那智の滝高野山とゆっくり時間をとりましたので、意義あるものとなり、日本書記や神話の世界にも惹かれました。これを機会にその世界も勉強してみようかとも思いました。


     ”白妙の富士に重なる薄もみじ”

     ”あらし去り群青となる秋の湖(うみ)”

     ”秋晴れの群青の湖(うみ)渡るかな”

新幹線の中からの光景です、自分は俳句の中に固有名詞を使うと表現の余地が狭まるような気がして、殆ど使わないのですが、富士山は別格と思い使いました。群青の湖は浜名湖です。


     ”柿紅葉古社の木立を灯すかな”

     ”雲走る秋天を突く大鳥居”

熊野大社です。