入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨市政 市長公約変更の追及

19日の市議会で蕨駅西口再開発の第1工区の現計画を認めたことについて、「マニヘェストの大幅変更だ」との批判が相次いだようです。

「白紙に戻すことが出来ないことは当初からわかっていたのでは」との追求があったそうです。しかし、報道によれば、市長は現実的に考え、当面の出費を抑えるという苦渋の妥協をしたものと思います。「初めから白紙に戻すことが出来ないことはわかっていた」かどうかは、市長の心の中の問題であり、それを問い正すことは水かけ論になってしまうと思います。

市議会議員選挙に於いて、西口再開発について何ら公約らしきものを掲げないで、日和見的態度をとっておきながら、共産党市長が当選し、それに対する感情的反対、反対のための反対、嫌がらせならば、時間的にも、財政的にも市民不在の大きな無駄だと思います。

事態、状況は常に変化するのであり、過去の行きがかりに捕われ硬直的にしか物を考えられないとすれば急激に変化する時代についていけない遺物、化石にすぎないでしょう。

市長、市議会は一致協力して前向きに考え、総合的にどうしたら市全体を活性化できるかを探るべきです。

過去のことに捕われれば、前市長時代に企画、策定した西口再開発全体の是非が問われることになるでしょう。

しかし、ある程度の公約をかかげた新市長が当選したのです。事態は変化し、進化したのです。やはり、市議会議員諸氏の猛勉強を期待します。