入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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俳句つくり 余情

先程のページでひとつ書き落としました。

自分の手許にある蕨の明治13,19年の古地図には、駅、駅前通りは載っていません。従って明治24年に蕨駅があったかどうか微妙なところだと思います。


さて、俳句です、季節が暦どうりになり句作が進みます。

     ”柏崎せめてやりたや大花火”

地震の影響で今年は柏崎の花火大会が中止と聞きました。地元の人々にとって誠に残念なことで、同情するところです。やはり、こういう時だからこそ開催したいところですが、現実的に無理なのでしょう。

”やりたや”というところを”願うや”にするか迷いました、まあ、しかし、これは立場の違いでどちらでもよいと思っています。

     "雲の峰我も我もと起ち崩れ”

これは、参議院選挙のことです、又、高年者の集まりでよくある光景をもかけて作りました。芭蕉の名句

     ”雲の峰幾つ崩れて月の山”

を汚すことになるか、とも思っていますが、お許しください。 "雲の峰”は入道雲です。