続ニュージュエリーメイキングの時代

　マーケットの価値観が変わり、新しい発想と展開が必要なのです、リードするべき者がトレンドを
　読めずその責をはたせないのであれば、選手交代をするしかないのです、才能がありながら　それを
　発揮する場がなくて右往左往している若者は多くいると思います、

　幸いなことにＩＴというテクノロジーの発達はその交代を楽にしていると思います、後は未来を信じ
　てやるか、やらないかなのです、

　自分はジュエリーメイキングを生業とする家に生まれ、学卒後ずーとその業界にいましたが（最近の
　１０年間はどうしようもないと業界から離れていました）先輩から聞いたり、自分で見てきた業界の
　変遷のなかで、今ほどの変革の時期はないと思います、その才能を持った者にとって絶好の機会なの
　だと思います、

　個性的なハンドメイドジュエリーを世に出そうという動きは大正の末から昭和の初め、芸大の彫金の
　卒業生を中心としてあったようです（高校で工作を指導していただいた先生もその一員であったよう
　です）又、高度成長に入る前の時期にもありました、しかし、いずれもマーケットは未成熟で大きな
　トレンドにはならなかったようです、でも、今、やっと先輩達の思いが成就する機会がきたようです、

　社会全体の動き、アメリカ、ヨーロッパの業界の動き、日本の業界の現状は、新しい変革へという
　トレンドに間違いないようです、（又、明日に続きます）