2013-03-12 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 《戸田の遺跡》 ◇鍛冶谷・新田口遺跡第３次発掘調査－１ この調査は戸田市教育委員会が主体となり、昭和５７年１０月５日から１０月３０日まで行われました、調査地は埼玉県戸田市上戸田５丁目です 戸田市は東北・上越新幹線並びに通勤新線の開通に伴う都市基盤の整備を遂行し、道路、下水道の整備をめざしていましたが、昭和５８年９月２４日から鍛冶谷・新田口遺跡の西側の市道で下水道整備をすることと、合わせて、隣接する民間住宅でも改築工事の建築確認申請が提出されたことにより、昭和５７年１０月５日より発掘調査されました さらに、この発掘調査と時を重ねて、埼玉県埋蔵文化財調査事業団による新幹線敷設予定区の発掘調査がありました（この調査報告の詳細は次ぎの項で掲載する予定です）、これら両者による調査により明らかとなった状況では、この鍛冶谷・新田口遺跡は、第１、２次調査で想像された状況より遥かに規模の大きな遺跡のようです、新たに勾玉や長大な木製梯子などが出土し、戸田市の歴史解明に多大な影響を与えるものと思われます
