2013-02-19 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 《戸田の遺跡》 ◇鍛冶谷遺跡第1次発掘調査-6 B地区住居址(図版Ⅳ)(第5図)は床面が黄褐色土層で壁が黒色土であるためと、水をかぶっている関係上、土の粒子が細かく硬くしまって、壁を確認することが不可能な状態でした、しかし、硬い床面であったため、これを中心に追求し竪穴住居址のプランを確認しました プランは、若干胴の張った隅丸長方形を呈し、長径7.7m、短径6.5m、東コーナーの壁高20㎝を測ります、床面には6つのピットが確認されました、また、南のコーナーに台形プラン、深さ20cmの貯蔵穴があり、内部に甑(こしき)のセットが、北向きに倒れていました、焼土は中央より西に認められました、なお、この住居址より下に幅1.5mの溝状遺構があります