入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

学び合い 〔仲間募集〕 ℡ 048-432-1433

蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る

イメージ 1

古地図で見る川口・鳩ヶ谷の歴史

横曽根・青木地域の変遷ー6

芝川は青木地域の東端を流れ、川口町地先で荒川に連なる荒川の1支流でした、江戸中期の1727年(享保12年)、幕府の見沼干拓事業により開削されて現在の流路となりましたが、しばしば荒川の増水により逆流し、溢れて流域に被害をもたらしました

そのために荒川の改修とともに芝川改修工事も取り上げられ、1920年(大正9年)から埼玉県直営事業として進められました、蛇行いちじるしかった青木地域内では、その直流化が図られ、掘削・護岸・築堤工事が次々に施されました、その模様は2-1図・2-2図から2-3図の流路の変わり方を見ることによって知ることができます

しかし、それでも川幅が狭くたたえる水の量が小さいため、しばしば災禍をもたらしました、こうした問題の解決は、その後、領家水門の新設および新放水路⑭の完成をみる1965年(昭和40年)までまたなければなりませんでした