2012-02-02 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 《戸田の遺跡》 ◇南原(高知原=たかちぱら)遺跡第1次発掘調査ー⑥ (6) 中世の溝状遺構出土の遺物 中世の溝状遺構内からは若干の陶器が出土していますが、形状の知れるものはありませんでした、認められるものは土師器で一つは頸部が「く」の字を呈する台付甕形土器の口縁で、口唇部には稜があり、横ナデ痕が見られます、胎土焼成とも悪く色調は茶褐色を呈しています、他には2個の平底の底部が出土しています、そのうちの1つにはもみ痕が見られます