2010-11-23 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 これまで川口市の遺跡を沢山とりあげてきましたが、それでも選択もれがあり、2、3補充しておいたほうがよいものがありましたので、取り上げておきます ◇ 東本郷遺跡(弥生時代) この遺跡は1958年、道路工事中に発見された遺跡です、川口市教育委員会と川口市立東中学校職員・生徒により発掘調査されました 川口市東本郷(峯岸)にあり、鳩ヶ谷支台の最南端に位置しています、鳩ヶ谷支台の最先端も樹枝状の支谷を発達させていますが、本遺跡も舌状台地上に存在しており、東側と西側には谷が入り込んでいます、この谷は、旧入間川の形成した低湿地に連なっていきますが、蓮沼とか西沼という地名が現在でも残っており、かっては湿潤度の高い低湿地でした、台地上の標高は16mであり、低湿地との比高は10m前後です