2010-11-22 俳句つくり 余情 俳句 #俳句、川柳 夏の猛暑から殆んど秋らしい日がなく、急に寒くなり、体調維持でも、俳句つくりでも困惑しています、それでもまあ、何とかまとめましたので ”例年の倍の汚れや扇風機” やっと、暑さが去りましたので、扇風機を収納するべく、掃除をしましたが、その汚れはひどく、いつもよりかなり手間どりました、ひどい暑さだったのだなと実感しました ”破れ芭蕉(やればしょう)荒ぶ嵐をやり過ごす” 暑さがおさまるかと思ったら、台風です、破れ芭蕉も何とか耐え、老体も何とか厳しい夏をやりおおせたようです ”朝日あび土手いちめんの烏瓜” なかなか好天がなく、やっとそれに恵まれ、急ぎ、地図を片手に近辺の地勢を見ながらの散歩に出かけました ”もみじ葉は昼のチャイムに揺れもせず” 静寂な秋の昼の公園のもみじ葉は、まったく動かず、ひと揺れせず秋晴れの空を飾っていました ”秋日和魚つらるるを待つカメラ” 好天の公園の池はのんびりとしており、何人かの釣り人が、ほとんど釣れないであろう釣りをしていました、更に、その釣れるかもしれない瞬間をねらい、三脚に望遠レンズのアマチュアのカメラマンがいました ”見晴るかす桜もみじの香ばしき” 今年の紅葉は寒暖の差が大きかったためか、色が良いようです、桜もみじも例年より美しいようです ”神の留守ことわり越える科学かな” IT技術の急激な発達が、従来の社会システムを揺るがしたり、国産のロケットの遠征の奇跡的成果は、何か新しい理の始まりを感じます