入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

学び合い 〔仲間募集〕 ℡ 048-432-1433

俳句つくり 余情

夏の猛暑から殆んど秋らしい日がなく、急に寒くなり、体調維持でも、俳句つくりでも困惑しています、それでもまあ、何とかまとめましたので

”例年の倍の汚れや扇風機”

やっと、暑さが去りましたので、扇風機を収納するべく、掃除をしましたが、その汚れはひどく、いつもよりかなり手間どりました、ひどい暑さだったのだなと実感しました

”破れ芭蕉(やればしょう)荒ぶ嵐をやり過ごす”

暑さがおさまるかと思ったら、台風です、破れ芭蕉も何とか耐え、老体も何とか厳しい夏をやりおおせたようです

”朝日あび土手いちめんの烏瓜”

なかなか好天がなく、やっとそれに恵まれ、急ぎ、地図を片手に近辺の地勢を見ながらの散歩に出かけました

”もみじ葉は昼のチャイムに揺れもせず”

静寂な秋の昼の公園のもみじ葉は、まったく動かず、ひと揺れせず秋晴れの空を飾っていました

秋日和魚つらるるを待つカメラ”

好天の公園の池はのんびりとしており、何人かの釣り人が、ほとんど釣れないであろう釣りをしていました、更に、その釣れるかもしれない瞬間をねらい、三脚に望遠レンズのアマチュアのカメラマンがいました

”見晴るかす桜もみじの香ばしき”

今年の紅葉は寒暖の差が大きかったためか、色が良いようです、桜もみじも例年より美しいようです

”神の留守ことわり越える科学かな”

IT技術の急激な発達が、従来の社会システムを揺るがしたり、国産のロケットの遠征の奇跡的成果は、何か新しい理の始まりを感じます