入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

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鳩ケ谷の古を考える

里字諏訪内第1遺跡・大字里字諏訪内936-1他地点調査 [4]

分岐する2本は、土層からは判断できなかったが、その間隔から、同時存在と考えるより一方が崩壊したため、もう一方が新たに設けられたものと考えられます

検出された道跡の断面は、浅いレンズ状で、検出幅は、60~70cm程です、その中央には、幅40~50cmで黒い版築状の硬化面があり、ところによっては光沢さえ認められるほど踏み固まっており、その厚さは1~2cm程です、道跡の検出面は、調査開始前の地表面からは、50~100cm下面です

遺物は、台地と斜面の境部で、縄文土器の細片が検出されましたが、この道跡と同時代性を示す可能性はあるものの即断できる状況ではありません