2009-05-05 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 鳩ケ谷の古を考える 35・里字屋敷添第2遺跡⑲里字屋敷添1157他地点調査 調査期間 平成12年10月23日~11月30日 この調査では、溝跡11条、井戸4基、土坑10基、小穴78基が検出されました、溝は主軸方向が直交または平行しているものが多く、区画や用排水路としての用途が考えられます 調査区南側を東西方向に走る2号溝は、前々回の調査でも確認されている溝跡の延長部分で、近世から近代初頭にかけての生活雑器などの陶磁器や瓦とともに、漆塗りの椀や桶、杭などの木製品が多数出土しています、井戸は、いずれも素掘りで径2~3mと大型です、中世に属する井戸の底付近では、常滑窯のこね鉢とともに漆塗りの椀、手桶などの木製品が出土しています