2009-05-01 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 鳩ケ谷の古を考える 35・里字屋敷添第2遺跡⑯里字屋敷添1180A地点調査 調査期間 平成12年2月22日~3月23日 非常に多くの遺構が検出されました、東西と南北を主軸とする大小の溝跡が31条、井戸跡が13基、土坑が139基、小穴は地山の全てを埋め尽くすように1000基を超えています 時代的には、純粋に中世のものと思われる遺構はSE03です、直径2mで地山下の砂層をも掘り込み、1m四方の木枠に添って竹を並べて差し込んで井戸側とし、また、これを埋め戻し、西側には階段状の掘り込みが見られます、井戸への祭祀の目的の投棄であると思われる15世紀の明の舶載白磁皿とカワラケが出土しています