入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

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鳩ケ谷の古を考える

三ッ和遺跡第10次調査・八幡木1-23の一部地点

中世の鎌倉・室町時代の遺構と遺物はかなりあります、第1・2・3・6号溝跡、第1・3・4・6号井戸跡、第1・2号特殊土坑が、中世のものです、第1号溝跡と第2号溝跡、第1号井戸跡は、遺物の接合関係から同時存在の可能性があり、15~16世紀のものと考えられます、第1号溝跡と第2号溝跡は60cmの間隔が空いており、用水路ではなく区画溝と思われます、また、第1・2号特殊土坑とした大型土坑は、掃き溜めか水貯め用の土坑とも考えられます、中世の遺物としては、全体を通してみると、各遺構の内外から渥美窯、常滑窯、山茶碗の他、伊勢系、舶載青磁などが出土しています、近世の遺構としては、第8溝跡と第2号土坑だけであり、その数は少ないようです