2009-01-28 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #埼玉県 鳩ケ谷の古を考える 三ッ和遺跡第10次調査・八幡木1-23の一部地点 中世の鎌倉・室町時代の遺構と遺物はかなりあります、第1・2・3・6号溝跡、第1・3・4・6号井戸跡、第1・2号特殊土坑が、中世のものです、第1号溝跡と第2号溝跡、第1号井戸跡は、遺物の接合関係から同時存在の可能性があり、15~16世紀のものと考えられます、第1号溝跡と第2号溝跡は60cmの間隔が空いており、用水路ではなく区画溝と思われます、また、第1・2号特殊土坑とした大型土坑は、掃き溜めか水貯め用の土坑とも考えられます、中世の遺物としては、全体を通してみると、各遺構の内外から渥美窯、常滑窯、山茶碗の他、伊勢系、舶載青磁などが出土しています、近世の遺構としては、第8溝跡と第2号土坑だけであり、その数は少ないようです