2009-01-25 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #埼玉県 鳩ケ谷の古を考える 三ッ和遺跡第9次調査・三ッ和2-17の一部地点 古墳時代前期の完形甕は第9号土坑から出土しています、土坑の形状は上部の一端がやや丸みを帯び、上部が若干広がる直方体を呈し、底部は平らで60×90cm、深さ100cmほどです、完形の甕と共に若干の平安時代の須恵器を出土していますので、帰属年代は明確に古墳時代前期とは云い切れません、第1・3・4号の井戸跡からは、8世紀前半の土師器杯が出土しています 9世紀の遺構として、第6・26・31号土坑があります、第6号土坑は直径2mの大型の円形で深さ60cmと浅く覆土に焼土粒子やブロックを含む特徴があります、第31号土坑は1、5×1、6mの正方形で深さ90cmと深く底部は平坦で形状は直方体に近いものです