入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

米づくりの技術をもたらした人々・弥生人について考えてみる

<稲作の始まりとつたわり>

稲作は中国南部の雲南省などの山地の焼畑で行われていたが、たまたま水の溜まった段々畑から棚田ができて、それから水田稲作が発展し、普及したとの考えがあり、その考えと表裏の関係で、水田稲作に先行した陸稲栽培を通じて、縄文稲作があったという見方があり、証拠は確かではないが、新しい説として注目されています

しかし、栽培稲が一年生であることも、陸稲水稲に先立つということも、畑に水が溜まって水田ができるということも、イネをよく研究してみると可能性の低いことのようで、これまでの思い込みをもとにした考えで、畑作の穀物農業と水田農耕の大きな違いが理解されてないということです