入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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俳句つくり 余情

”腹つもり狂う卯の花くだしかな”

”油断してのど痛くなり五月寒”

”初夏不順あれもこれもと思いきや”

帰宅して、さあ、次の予定にかかろうかと思っていましたら、しとしとと、雨が続き、気温も上がらず、思うようにはなりませんでした、そして、油断から風邪気味となりのどが痛くなってしまいました、年寄りが意気込んでも、自然には敵わないと思いました


初夏(五月)の好きな名句の続きです

”紙飛行機宙返りて五月かな”          吉岡桂六

”衣替えてこののちとてもこのくらし”      鈴木真砂女

”二滴一滴そして一滴新茶かな”         鷹羽狩行

”目をつむりいても吾を統ぶ五月の鷹”      寺山修司

”風船は天井にいて子のねむり”         梅田 津

”かたちてふものあるとなくわらびもち”     坂井 建

”まっすぐな風を剣道場に入れて夏”       松尾駿介

”けふ我は揚羽なりしを誰も知らず”       沼尻己津子

”往診の医師蛤を持たさるる”          中沢三省

”学僧の下駄美しき立夏かな”          松村和喜