2008-03-31 俳句つくり 余情 俳句 #埼玉県 満開のさくらにつれない雨、ちょと残念ですが、それはそれで、風情があるのでしょう、4月4日に高校同期生の花見宴があるのですが、それまでもてばよいのですが ”涅槃西風ひがしに月のおぼろかな” ”涅槃西風(ねはんにし)”涅槃会(陰暦2月15日釈迦入滅の日)の前後に吹く西風、西方浄土から吹く風と信じられている、先日、西からの風が1日中強く吹き、日も暮れるころに止みました、ベランダに出て、ちょっと空をみると、東の方に朧にかすんだ月がみえました、まさに、春です、一瞬、頭に浮かんだのは、”菜の花や月は東に日は西に”(蕪村)でした、名句には失礼なのですが、ちょっと洒落てみました ”一分咲き児は一輪車まだ乗れず” 散歩がてらに公園の桜を見にゆきました、未だ、つぼみから少し開いたところでした、その木の下で、子供がお父さんに助けられて、一輪車の練習をしていました、お父さんの手を離れ、やっと2~3メートルこげる程度でした、満開のころには上手に乗れるようになるでしょう 好きな桜の名句です ”日は花に暮れてさびしやあすなろう” 松尾芭蕉 ”しばらくは花の上なる月夜かな” 松尾芭蕉 ”花の雲鐘は上野か浅草か” 松尾芭蕉 ”苗代の水にちりうくさくらかな” 森川許六 ”花を踏みし草履も見えて朝寝かな” 与謝蕪村 ”花の香や嵯峨のともしび消ゆる時” 与謝蕪村 ”花散るや伽藍のくるる落としゆく” 野沢凡兆 ”鮎くむや桜うぐいも散る花も” 加舎白雄 ”人恋し灯ともしころをさくらちる” 加舎白雄 ”ちるさくら海あおければ海へちる” 高屋窓秋 ”花びらを乗せて走れり厨水” 南うみを