2008-03-18 俳句つくり 余情 俳句 #埼玉県 ”掃除機をしまう背中の温さかな” 小さなマンションですが、部屋のすべてに掃除機を週1度かけるのが、自分の担当となっています、朝、その仕事が終わり、掃除機のごみをとり、整理してしまおうとしている時に、ちょうど朝の陽光が差し込み自分の背中にあたり、春を感じました ”水温み鷺に小鴨にカラスまで” 用事で、昼前に外出した時の近所の用水の光景です、鳥たちも春の訪れを満喫しているようでした 自分の好きな春の名句です ”山路来て何やらゆかしすみれ草” 松尾芭蕉 ”春なれや名もなき山のうす霞” 松尾芭蕉 ”春の水すみれつばなを濡らしゆく” 与謝蕪村 ”菜の花や月は東に日は西に” 与謝蕪村 ”先ゆくも帰りも我も春の人” 加舎白雄 ”傘ささぬ人の行き来や春の雨” 永井荷風 ”誰れがため祈りぞレンゲうつむける” 寺山修司 ”すみれ野に罪あるごとく来て二人” 鈴木真砂女