入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

学び合い 〔仲間募集〕 ℡ 048-432-1433

俳句つくり 余情

”掃除機をしまう背中の温さかな”

小さなマンションですが、部屋のすべてに掃除機を週1度かけるのが、自分の担当となっています、朝、その仕事が終わり、掃除機のごみをとり、整理してしまおうとしている時に、ちょうど朝の陽光が差し込み自分の背中にあたり、春を感じました

”水温み鷺に小鴨にカラスまで”

用事で、昼前に外出した時の近所の用水の光景です、鳥たちも春の訪れを満喫しているようでした


自分の好きな春の名句です

”山路来て何やらゆかしすみれ草”  松尾芭蕉

”春なれや名もなき山のうす霞”   松尾芭蕉

”春の水すみれつばなを濡らしゆく”  与謝蕪村

”菜の花や月は東に日は西に”    与謝蕪村

”先ゆくも帰りも我も春の人”    加舎白雄

”傘ささぬ人の行き来や春の雨”    永井荷風

”誰れがため祈りぞレンゲうつむける”  寺山修司

”すみれ野に罪あるごとく来て二人”  鈴木真砂女