入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る

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主な遺跡を調べて見る

赤山陣屋遺跡・川口

東側台地ー陣屋構えの中で的場、出丸と云われたところです、低湿地から東側で5m、西側で8m高く台地上はゆるやかに南へ傾斜しています、低湿地に面した斜面は東側が比較的に急なのに対し西側はゆるくなっています

東側低湿地ー西側低湿地をつくるおぼれ谷が東側台地の北縁を迂回してきたもので小さな支谷にあたり、巾は48mと狭く、台地からの地すべり層が斜面直下に厚く堆積しています、谷の傾斜も西側低湿地にくらべ急であり、標高は9、1m、台地との比高は8、6mです

西側台地ー赤芝新田字乙道下一帯の台地で、中央部に荒川地帯に開析するおぼれ谷の谷頭が南から入っています、調査区はこの西側のゆるやかな斜面下までで、この谷のあり様は標高12m の等高線が明示しています

西側低湿地ー綾瀬川から入り込んだ谷がやや西に迂回した後、直接に南下したもので、調査区はその谷頭部分にあたります、西辺は南南西方向に伸び、調査区外約20mで次第に斜面をなして台地となります、東辺は南南西方向への向きを急に変え、西南西への斜面をつくり再び南に下り谷頭を作っています、谷の巾は最大で約120mで、標高は中央部で7、4m、東側台地との比高は最大8、2mです