2021-05-19 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 《安行南辺地域を訪ね歩く》 ”峯八幡坂通り西側、高稲荷古墳跡地付近から全棟寺・東養寺・傑伝寺・東本郷方面へ” ー 6 古谷流路跡や細道(旧道)を探し歩きます ◇ 高稲荷古墳跡地付近 6 高稲荷古墳は川口市峯にあり、川口から草加へ向かう「さいたま草加線」(34号)の北側には、いくつかの低い独立丘陵が迫っていましたが、現在では宅地の造成などによってその大部分が削り取られてしまいました 周辺の地形や様子がかなり変化してしまいましたが、高稲荷古墳もすでに消滅してしまった独立丘陵上にあった前方後円墳です 高稲荷古墳のある丘陵は長さ400m、幅約100m、高さ20mほどで、古墳はその東端の最高所に築かれており、周辺は畑地でかなり遠方からでも古墳の位置が確認できる格好の場所が選ばれていたようです