入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

学び合い 〔仲間募集〕 ℡ 048-432-1433

俳句つくり 余情

俳句にします

”省エネの図書館に入り汗をかく”

図書館も役所なのでしょう、一定の室温以上にならないと、クーラーを稼動させない決まりがあるようです、急いで図書館にかけつける方は、中に入り、席に着くと同時に汗が噴きだします

”ほととぎす振り向きたくも振り向かず”

暫らくはじっとして、その鳴き声を楽しみます

”短夜やひどき眠気の昼餉過ぎ”

”七変化時の流れに追いつかず”

政治、経済、社会、情報媒体・機器等の急速な変化には紫陽花もびっくりでしょう

”梅雨晴れ間絶えぬ連呼に本閉じぬ”

候補者も必死なのでしょう、しかし、梅雨を静かに過ごそうと思っている者には、ちょっと迷惑です

”黒南風や朝の眠りの浅からむ”

”黒南風や突如黒猫塀の上”

黒南風(くろはえ):梅雨に入るころ吹く南風、空が暗くなるので黒南風という、風音に朝の眠りを妨げられたり、黒猫が突然塀の上に現れたり、少し不快です

”梅雨の町歩き見いれば別世界”

どうしても市役所に行かなければいけない用事がり、雨風の中、全線百円のコミュニティバスを乗り継いで、出かけました、そして、いつもは通らない道を傘をさして歩きますと、その風景は別の顔を見せます、人間の気持ちの持ちようで、見えるものは違ってくるのだなーと思いました