2009-10-27 俳句つくり 余情 俳句 #俳句、川柳 気分直しに俳句にします ”刈り終えて床屋の前のすすきかな” 散髪を終えて外に出たところ、道の舗装の隙間からすすきが2、3本生えていて穂を咲かせていました、すっきりした気分を更に増すような、良い景でした、今年は秋の進み具合が少し早いようです ”止めらるもうっかり口へさんまわた” コレステロール予防のため肝、はらわた類は食べないようにと医者から指示されていますが、秋の美味さんまを前にした時、習慣でついはらわたから食べようとして注意されました、永年の食習慣というか、いじ汚さはどうしようもないようです ”長き夜のパソコンスキャンしじまかな” ”みみず鳴きパソコンスキャン続きおり” 保存しているファイルが多くなり、完全スキャンは時間がかかり、夜中になりました、静まりかえった空間にパソコンだけが動いています ”そよ風に落葉いっせいに走りだし” 今までの長い人生で、はじめて気が付いた光景です、地面につもり始めた木の葉が少し風が吹くと同じ方向に向って動きだし、あたかもいっせいに走りだしたようでした、風が止まった時またそこにつもるのですが、なにか生き物のようでした ” けやき木の枝はらわれていわし雲” いわし雲は前からあったのでしょうが、けやきの枝がはらわれ、空間が多くなり、ああ、いわし雲だと気が付きました ”カリン一つ雑木林に熟れ残り” ”荒れた庭へちま四五本垣間見え” 近郊の遺跡の場所の確認と散策をかねて、安行などへ出かけていますが、その折に見かけた光景です、バブル全盛のころ開発されかけ、その後、放置されたところがかなりあります、人間の一時の欲望も時間とともに、自然へもどっていくようです