2009-09-02 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 川口の古を考える 宮合(みやあい)貝塚遺跡第3次調査 [7] 大字西立野字宮合1043~1105-2地点 ピット列遺構は概念規定の難しい遺構です、強いて規定するとすれば、たとえば覆土の堆積状態が近似しているとか、ピット間の距離が一定しているとかで判断想像することになります、想像される遺構としては、動物を飼うための柵囲い、住居(家屋)を中心とする日常生活空間の枠の設定、大型動物を捕獲するための罠、或いは燻製をつくるための棚などがあります、単に住居址の柱穴とするだけでなく、多くの生活空間の存在として分析する必要があるのでしょう