入倉伸夫のシニアライフ-蕨市塚越-

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蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る

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鳩ケ谷の古を考える

里字諏訪内第1遺跡・大字里字諏訪内936-1他地点調査 [1]

調査期間     平成元年11月27日~2年4月26日

鳩ケ谷市内台地上での遺跡では、浦寺遺跡が揚げられますが、この調査はそれに次ぐものです、台地肩部から縄文時代中期後半の土器、中央の尾根筋の斜面からは道跡、東側低地では平安時代の火葬跡、西側低地からは多数の縄文時代早期後半の土器や礫、中世の井戸跡が出土しています

とりわけ、西側低地から出土した土器や礫は大量です、これらの土器は台地上からの流れ込み或いは人為的な投棄の結果と推定されることから、低地上部の台地には縄文時代早期や中期後半の集落が存在していたことも示しているようです