2009-02-13 俳句つくり 余情 俳句 #埼玉県 ”寒明けの気の弛みかなのど痛し” ”ねず色を打ち破るかな小うめ花” ”あかつきの霜を灯すや月明り” 自分の好きな1~2月の名句です ”舟降りてすぐ猟犬のかほとなる” 小笠原和男 ”初暦知らぬ月日は美しく” 吉屋信子 ”みんな夢雪割草が咲いたのね” 三橋鷹女 ”飲食(おんじき)をせぬ妻とゐて冬ごもり” 森澄雄 ”うべなう死うべないがたき死も二月” 鷹羽狩行 ”冬の猟どこの母子ぞ昼も灯し” 寺山修司 ”立春の翌日にして大股に” 坪内稔典 ”股火鉢して鱈舟を待つ女” 畑中とほる ”修二会の闇ひしめき夫の離(さか)りゆく” 恩賀とみ子 ”釜上げの白魚直ぐなるものをらず” 柴田美雪 ”山焼きや跳ね去る鹿の尻白く” 大川畑光詳